講座の内容・ねらい

"養成講座のテキストにロジャーズの過程尺度が取り上げられています。
ロジャーズは、クライエントが“自分は十分に受け入れられている”と経験している条件があるカウンセリングのなかで、パーソナリティや行動が変化していく過程を、7つのストランドと7段階の過程として過程尺度(プロセス・スケール)を提示しました。この講座では、日本語訳で過程尺度としてまとめた飯塚銀二先生によるロジャース著/伊東博訳/飯塚銀二編の「過程尺度」(1969)をもとに、岸田博先生の「来談者中心カウンセリング私論」などから、過程尺度の考え方を逐語記録を通してどのように理解するのかを実習しながら学びます。"